もののけ姫?超時空要塞マクロス?SWCE2016振り返り「Ahsoka’s Untold Tales Pane」


アソーカファンにはとても気になる、語られていないアソーカの物語。
特にクローン・ウォーズでジェダイ・オーダーを離れて、その後”反乱者たち”に登場してくるまで彼女は何をしていたのか。
そして”反乱者たち シーズン2”の最終回でどうなってしまうのか。。。
そしてこのアソーカの語られていないストーリーを知ることによって、”スター・ウォーズ 反乱者たち”がより深く理解できるとも言えるかもしれません。
(このパネルを理解しておかないとStar Wars rebels Season3 Panelでのシーンが理解できないところが出てくるかも)

Star Wars Celebration Europe 2016で「Ahsoka’s Untold Tales Panel」が開催。
このパネルは初日15日金曜日の現地時間11時に初めてGalaxy Stageを使って開催されました。
まぁ、このパネルをある意味最初に持ってきたということには意味があると思います。

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Dave Filoni監督、アソーカの声のAshley Eckstein、そしてルーカスフィルム・ストーリー・グループのPablo Hidalgoが登場。Ashley EcksteinとPablo Hidalgoが着ているのはDave Filoni監督デザインのアソーカTシャツ。
反乱者たち最終回のシーンをデザインにしました。このTシャツ欲しいんですが、Her Universeに売っていますが、日本への配送をしなくなってしまったので、手に入れるならStar Wars Celebrationに出向くしかないって感じ。

詳しくは映像を見て貰えばと思いますが、気になっていたところを中心に書いていこうと思います。
今回の話はPablo Hidalgoが登場してることからもカノン扱いとしても良いでしょう。

Part II: Ahsoka’s Walkabout

いきなり飛んでパート2の”Ahsoka’s Walkabout”へ 。

アソーカがアニメ「クローン・ウォーズ」でジェダイ・オーダーを去りました。
いつ観てもこのシーンは美しくてそして悲しい。。。
このシーンを見た後に、「Ahsoka’s Untold Tales Panel」のパート2から見るとわかりやすくなるのかも。

アソーカがジェダイオーダーを去った後、制作されるはずの3部作がありました。
(途中まで作ってお蔵入りに)

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このシーンは上の動画の直後、ジェダイ聖堂から3マイル離れた場所にアソーカが座り、ビルの隙間から見えるジェダイ聖堂を眺めながら、戻るべきかどうするか考えるシーン。
ちなみにうしろのバイクはのちに”反乱者たち”のケイナンのバイクデザインに使用されます。

ここでアソーカは悩みます。
普通の人になって暮らしていけるのか、怖くなります。
しかし戻らずにコルサントで普通の人として生きていく、ジェダイを辞める決心をします。

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まず彼女は服装を変えます。ジェダイとはわからない服装に。
ここで富嶽三十六景をモチーフにしたデザインを使うところが、日本の影響を感じさせるもので嬉しいところです。
(ブーツに猿の絵を描いているが、Dave Filoni監督自身は猿が嫌い。。。)

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そこで出会うのがNYX OKAMI。
このスケッチはジェダイ聖堂の遥か下、レベル1313(あー、”Star Wars 1313″の影響がここにも)でのシーン。

アソーカが出会う男性の名前は”ックス”ってのが。
クローン・ウォーズでは”ラックス”と恋に落ちそうになりましたね。
今回も”ニックス”、名前が似ています。

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彼はスマグラーの世界、アンダーワールドで生きてきた男性。
コルサントの天上界でジェダイとして生きてきたアソーカ。NYXにはそのことを隠しつつ、ジェダイではなくなり自分の意思で選択をしていかなければならなくなったアソーカ。
ジェダイの心も残る彼女が彼と関わっていく中で対立や理解をしていく経験から学んでいき、そしてちょっとしたロマンスに発展していきます。

この恋愛への発展の仕方をDave Filoni監督は日本のアニメ「超時空要塞マクロス(英題:Robotech Macross)」を持ち出し、戦いの中でもストーリーのバックボーンにロマンスがあり、輝(英語版:Rick)、未沙(英語版:Lisa)、ミンメイの関係があったように、スター・ウォーズでいうと帝国と戦うハンとレイアの関係があったように、人と人との関係や対立から世界が広がっていくと。
(うーん、うまく書けてないけど、「超時空要塞マクロス」が出てきて、そうやって恋愛に発展していくのね、と感覚的にわかりやすかったw)

Part III: Return to the Jedi

「クローン・ウォーズ」はエピソード8までは構想が出来上がっていたという話がありますが、それがちょっと垣間見れるのがここ。
その次の話がスクリプトとしては出来上がっていたようです。

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他にもコンセプトアートを見せていますので、動画でご覧ください。

このストーリーは4部作で描かれていて、地下での暮らしに馴染めずに、人々を助けたいとアソーカは思ってジェダイ聖堂に戻ります。とは言っても”ジェダイ”に戻ったわけではありません。
そして彼女に与えられたミッションはヒーローたちに加わって、ジェダイ聖堂がある場所の地下”レベル1”のシス・テンプルに向かうというものがあったと。
しかしドアをこじ開けようとするが失敗すると。

Part IV: Siege of Mandalore

ここからさらにアソーカのストーリーが面白くなっていきます。
私が2011年に書いた『アソーカの運命 & Star Wars情報(8/1)』という記事で、当時Dave Filoni監督はアソーカに対して8つのエンディングが考えていて、ルーカスに提案することを告げています。
それがPablo Hidalgoらストーリー・グループと共に進化・発展させて、このようなストーリーになったような感じの話になっていきます。

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アソーカはジェダイではない。オーダーを離れた決定や思いは変わっていません。
ジェダイたちを信じてはいませんが、アナキンとオビ=ワンだけは信じているアソーカ。
二人が成し遂げようとしている銀河の危機から救うことを手伝います。

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アソーカはクローントルーパーとアナキンと一緒に最後の仕事をしようとします。
このストーリーを最後にアソーカはアナキンと”反乱者たち シーズン2”まで会わないことになります。

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その仕事とは、”マンダロア包囲攻撃”。
「クローン・ウォーズ シーズン5」でマンダロアはダース・モールによって奪われました。
Bo-Katan率いるマンダロリアンはダース・モールからマンダロアを奪い返すためにジェダイに連絡した事からこの物語は始まります。
隠れたストーリー(もうレジェンドかな?)としてあるオビ=ワンとマンダロアの統治者で死んでしまったサティーンとの恋物語。
そのサティーンの妹であるBo-Katanの連絡となればオビ=ワンとアナキンが出ないわけにはいきませんね。
そしてサティーンを知っているアソーカにも白羽の矢が当たり、一緒に行動することになりました。

しかしその時あの”スター・ウォーズ/エピソード3”の冒頭のパルパティーン議長誘拐事件が!
ヨーダに要請されてアナキンとオビ=ワンは議長を助けにコルサントに戻るらなければならなくなりました。

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そこでアナキンは501大隊の半分をキャプテン・レックスと共にアソーカに与えます。
このときのトルーパーヘルメットはオレンジ色でアソーカの模様のようにするアナキンの粋な計らい。
既にこの時キャプテン・レックスは埋め込まれたチップを外していたんでしょうね。
また彼もオーダー66から生き延びる手はずが整ったことになります。

この時アソーカの声のAshley Ecksteinは泣き出してしまいます。
アナキンとの最後のシーンはまだ信じ合っていた事実から”反乱者たち シーズン2最終回”でアナキンと戦うことになって傷心していたところに、最後の仕事でキャプテン・レックスと共にし、一緒にオーダー66を切り抜けていくバック・ストーリーがそこにあったのですから。

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キャプテン・レックスがジェットパックを背負っていますね!

Bo-Katan達とアソーカ達は共にダース・モールと戦って、最後はダース・モールをフォース・プッシュでやっつけ、マンダロアを取り戻すことになります。

しかしここでもダース・モールは死なないで”反乱者たち シーズン2”にまた登場。

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8月21日の”反乱者たち シーズン2最終回”では共に戦うことになります。
複雑だけど、それぞれのキャラたちの心境をこのアソーカの物語を知っておくだけで理解の仕方が変わると思います。
(Ashley Ecksteinはこの流れは知りませんでしたが、Dave Filoni監督は知っていたわけですから、映像にそれが染み込んでいると言ってもいいでしょう)

Part V: After the War

さてここからがまた素晴らしい!

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なんとアソーカが「もののけ姫」の大狼サンのようなクリーチャーに乗っています。

マンダロアの戦いの後、悪いことにオーダー66発動!
クローントルーパーたちはジェダイを探し回ります。
アソーカはとても大きな石の上に座っているところにクローントルーパーたちの攻撃が。
そこに近くの大木の上にいたこの大狼が降りてきてトルーパーたちを一掃。
そして狼に乗ってアソーカは逃げ、オーダー66を生き抜く事に!

ハッピーエンディングで”反乱者たち”にアソーカが登場していくこととなります。

そしてこれらの物語は、10月発売の「Star Wars Ahsoka」というヤングアダルト小説で語られているそうです!
ぜひ日本語訳をお願いしますね、ディズニーさん!

Ahsoka Lives?

2章ほど飛ばします。
”反乱者たち シーズン2”のコンセプトアートや最終回の場面の絵の説明でした。

日本では8月21日に”反乱者たち シーズン2”最終回が放送されます。
世界中で大絶賛の最終回。もう早く見たくて仕方ないんですけど。
いち早く知りたい方は公式サイトをご覧ください。
ネタバレですけど、これがないとStar Wars Rebels Season3パネルの話に続きません。
最終回ではアソーカはシス・テンプルの奥へと消えていきます。

その後のアソーカはどうなったか。。。

その後のストーリーはDave Filoni監督自身がTOPPSのStar Warsコレクティングカードで描いています。

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アソーカは新たな旅に出かけました。
この旅の目的は?Dave Filoni監督自身が知っています。

one more thing…

最後にPart II: Ahsoka’s Walkaboutで語られた、制作途中だったストーリーの一部が公開。

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机の上にコンセプトアートにあったアソーカのバイクがありますね。

そして最後に

このパネルの最後にDave Filoni監督が。。。

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”反乱者たち シーズン2”で終わりになるはずだったアソーカの物語。
ファンの大反響に心を打たれて「この後も登場するかもしれない」と口走り、大喝采を浴びます。

このパネル後のThe Star Wars Showでこのことについて触れ、”反乱者たち”の今後のストーリーは持っているけど変わることもあり、アソーカについて語らなければならない場面になれば、重要な要素があれば彼女が登場するかもとしています。
ただそれはアソーカの生死を決定せず、回想シーンかもしれませんが。

と言うことで、アソーカの語られていなかった物語、いかがだったでしょうか。
この後、これに続いて「Star Wars Rebels」について書ければいいのですけど。。。